NEWS / Blog
-
update:2020.12.31
11月は七五三お祝いの月
みなさん、こんにちは!
11月に入り、神社周辺で着物や袴姿の子ども達を見かけることが増えましたね。
11月15日は七五三のお祝いの日。
3歳、5歳、7歳の年に、子どもの発育と成長を祝う行事です。15日に祝うのは二十八宿の「鬼宿日」(鬼が出歩かないとされている日)
にあたるからと言われていますが、諸説あります。古来は、数え3歳までは髪を短くしていると「健康な髪が生えてくる」
「頭髪の病気を患わない」と考えられ髪の毛を剃っており、3歳になって
髪を伸ばし始めることを祝う「髪置の儀」。数え5歳から袴の着用が許され、それを祝う「袴着の儀」。
紐のついた子どもの着物から、紐を取り大人として同じ形の着物を着る
ことを祝う「紐解の儀」。とされており、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いするのが
一般的です。昔は子供の生存率が今ほど高くありませんでした。
七五三で子どもたちがよく手にしている千歳飴には「子どもが千才まで
長く生きられますように」という長寿の願いが込められているそうです。折に触れて、子を想う親の気持ちに思いを巡らせてみたくなる筆者でした。